偶像崇拝の命日について
こんばんは。
連日タイムラインをお騒がせしております。莉乃(りの)です。
久々のはてブロ、前回から一体どれほどの語彙力が粉チーズと化したのか。
乞うご期待。
本日の議題は勿論「二宮和也結婚発表」。
議題を語りつつ、考察を交えた事実確認をしていこうと思う。
議事録>1「二宮和也直筆メッセージ」
11月12日火曜日午後10時。
否、正確に週刊誌から報道が出たのは夕方だった様な気がする。
トレンドに躍り出る「ニノ結婚」の文字。
外野の言葉はシカトするが刻み込まれた脳を以てしても血の気が引いた。
そりゃ自担の結婚報道が出たらそうなるわ。
最近、豪邸マンションの購入も噂されていた。
その報道とセットで20周年を盛大に壊そうとする週刊誌様のお達しだと思っていた。
しかも二日後には札幌公演が控えている。
一年に渡ってツアーをしてきた彼らが札幌を訪れる最後の機会。
自担は、二宮和也はそんな人間ではないと。
嵐との絆を壊すような人間ではないと。
20年、五人は何を積み上げてきた?
信頼?絆?思い出?感謝?
その全てだと。
言葉の弊害はあれど、嵐ファンの総意を纏めるとするならば前述の通り言えただろう。
22時に正式発表?馬鹿じゃねーの。
そんな夜遅くに結婚報道かよ。
VS嵐の収録は21時までだ、そんな急ピッチな重大発表があってたまるか。
不安がるフォロワーの励ましと自分を奮い立たせる為にそんな事をツイートした。
悉く裏切られるとは思っていなかったが。
「二宮和也よりファンの皆様へご報告」
ゾッとした。
まだ、まだいけると思った。
こんな大々的に報道されて事務所も本人も黙っている筈がない。
これは否定だ。
否定の意思表示だと、
「この度、結婚をさせて頂く事になりました」
何度も目で追った。最後に嘘だよとか信じて馬鹿じゃないのとか、そんな救いの言葉を求めた。
…救い?
二宮和也の結婚を否定される事が救い。
脳裏に過ぎる某有料ブログ匂わせ隊隊長サマの名前。
今までメディアもを巻き込んでしでかしてきた事。
自担がソレを容認して一生添い遂げると誓った事実。
嵐が、他の四人が、許容したかもしれない婚約。
今まで必死に否定してきた報道全てが紛れもない事実になった瞬間に、ただ私は嗚咽するしかなかった。
散々泣き喚いた一時間後。
ここからが議題1である。
タイムラインに流れてきた「署名の一致」。
報告に書かれた二宮和也という字が完全に一致、若しくは加工された後に一致。
署名とは似ても似つかない他の字。
二宮和也が到底書くとは思えない…これはただの感想であり本人が書いた可能性も十分ありえる、寧ろ世間体的には本人以外が書いたかもなんて主張したら傷心中のファンだと扱われる…文章。
結婚=事務所の陰謀=有料ブログさんの陰謀=二宮和也の意思じゃないかも?
都合のいい事しか信じられなかった。
他のジャニーズタレントの結婚報告、所謂「赤紙」というものを拝見した。
きちんとした言葉遣い、Wordで打たれた淡々とした字のカタチ。
赤紙と比べた、FC発表なのに明らかに即興で書かれた結婚報告。
報道陣に丁重に配られたどら焼き。凝った焼印。
随分用意周到な贈答品の癖に水引は一本線ではなく千切れたもの。
即ち、縁が千切れたもの。
贈答品を作る暇があるのなら、赤紙やら真面目に書き上げた結婚報告やら作ればいいのに。
何故やらない?何故ファンを蔑ろにする?
二宮和也はもしかしたら、ファンが嫌いとか。
余計なお世話だ、そんなこと。
…断言できる根拠もなかった。
議事録>2 「櫻葉の祝辞と信用」
翌日に掲載されたスポーツ新聞の一面を飾る男。
普段なら読売新聞を求めてはしゃぐ新聞コーナーに悪寒がするとは思わなかった。
見るも聞くも読むも無理新聞である。読み無理新聞。
櫻井翔「中学生の頃に出逢った幼馴染みの一人「「としては」」「幸せになって欲しいと願うばかりです」「より一層、嵐を全うしたいと思います」
どう見ても櫻井翔は祝ってないだろう。
幼馴染み「としては」。
一般的に「〜としては」という連語は「そうではあるが〜」という所謂英語の「but」と同じ意味である。
幼馴染みとしては祝おう。
しかし、嵐の一員としては?
掲載された時点で次の日が札幌3Daysの初日だ。
そんな時期に自担、同じグループのメンバーの結婚。
しかも相手は例の一般人サマ(笑)。
ニコニコしながら「ニノ愛してるよ〜!」などと叫べるか。
当の人間が愛しているのは例の一般人サマだ。
落ち込んだファンの前に現れる張本人。
キャーキャー騒げるメンタルがある人は一定数居るだろうが、落ち込む人間も一定数存在する。
何故あの一般人なの、と恨む人間もいるだろう。
こうして地獄の初日の完成である。
来年に控えた活動休止を前に嵐を最高潮まで盛り上げると決心した五人。
一層ファンとの距離を縮めた櫻井翔の言霊。
SNSの開設。
20周年を記念して増える特番。
何故今でないといけなかったのか。櫻井翔は本当にゴーサインを出したのか。
彼が納得した上でのあのコメントなら、私は嵐の何もかもを信じられないかもしれない。
既に信じられていない部分もあるが。
そして相葉雅紀。
盛大に祝っていて否定するのもなんだか申し訳ないのでこれはただの深読みと思ってもらって構わない。
二宮和也の幸せ。
彼の幸せって何?一般人サマと末永く共に生きること?ファンを煽りに煽って優越感に浸る妻を眺めること?優しい夫でいること?
嵐の二宮和也の幸せ。
活動休止を控えた嵐ではなく20周年を迎えた嵐を。もっと近くに、ずっと近くでSmile Again。Turning Up。四人とずっと一緒に。
その「二宮和也の幸せ」に、一般人は考慮されているのか?
二宮和也ただ一人だけが幸せになればいい。
それは歪んだファンという名の私の意見だ。
…余談。
先日放送された「大宮夜会」。
15周年を機に二宮和也からのスキンシップが減ったように感じて落ち込んだと話す大野智。
五年前。
五年前、何があった?
一般人サマとの結婚は五年間の交際を経てだという。
有料ブログにはハワイの話。
ふーん。そうなんだ。
さぞかしアロハは楽しかっただろうね。
議事録>3 「法的処置と末っ子倶楽部」
何故、二宮和也の妻は一般人なのか。
敢えて名前は出さないがアレは少なくとも芸能界に身を置いていた。
バラエティにも幾度と出演し世間にもそこそこに知れている。
辞職したとはいえ、頑なに実名を晒さない。
なんだよビビシ、タケってんのか?
ファンにも悪名高い。そりゃ自担を奪われましたから。
なんだよビビシ、タケってんのか?
本当にタケタケ言ってたらガチガチでした。
何がって報道規制が。ガチ中のガチ。
ガールズちゃんねる運営の記事から引用。
「実名報道の規制」「プライバシー権の侵害」「匂わせ行為を行っていたとする指摘の禁止」
匂 わ せ 行 為
自覚アリアリじゃないですか。
完全にファンに恨まれるって自覚アリアリじゃないですか。
なんだよビビシ、報道陣にタケってんのか?
そして事を許容しているだろう二宮和也もヤバヤバである。
妻が散々自分のファンを煽って自分に恨みの矛先が向いて結婚した挙句最後の最後に煽り散らかしても、それでも妻が大事なんだね。
そっかそっか。うんうん。
そして札幌公演末ズ。
ちょいちょい流れてくる「イチャコラシーンの減少」「二宮和也を一切見ない松本潤」。
物の見方なんて千差万別。
誰が正しいなんて本人以外、もしかしたら本人すらも知らない。
それでも誰かの目に、そういう風に彼らが映ったのなら。
純粋に尊敬し合っていた二人の関係に亀裂が入ったのなら。
それは、凄く悲しいことだと思った。
変わらない日常。
自担がいなくったって進む授業。
世間のネタにされる結婚。おめでたい話だ。
祝えないファンは傷心中?可哀想に…好きな人が結婚するってすっごく悲しい。
大丈夫だよ!きっといつか立ち直れる日が来るはず!
そんな人間には廊下に一列に並べて丁重にビンタを差し上げたい。
寝ても覚めても夢じゃない。
二宮和也は既婚者。常々憎んでいた一般人の夫。
重い感情?確かにね。
結婚という儀式の様な呪いじみた話は、互いの同意があってこそ成り立つものだ。
確かにあの一組は互いに誓い合ったのだ。
これからも、ずっと一緒にいようね。
話を変えよう。
20周年を機会にではなく、嵐は新しい事に挑戦し続けている。
何の為か。世間体の為か。売上を伸ばす為か。
一旦世間から身を隠す彼らがこれから何を目指すか。
これは私の解釈かもしれない。しかし、彼ら五人の思考のどこかに一致するような気もする。
敢えて言おう。何故五人でいるか。何故、数ある選択肢の中で活動休止という道を選んだのか。
これからも、ずっと一緒にいる為。
櫻井翔は逐一口にする。
「外野」「内野」
我々ファンは内野?外野?
未だにあの直筆擬きメッセージから何の音沙汰もない。
ファンには話せない。
ファンだからこそ話せない。
そんな関係が、内野か。
疑う訳ではない。今までが恵まれすぎていた。
5×20+然り、SNS然り。
嵐の内側を知りすぎたのかもしれない。
結局、私達はそれぞれ五人の考えていることは何一つ理解できないまま日々を過ごしている。
札幌レポを見て泣いた。
そこにはアイドルの二宮和也がいたから。
嘘っぱちでもこの際良いと思った。
実際五年前から二宮和也は嘘で出来ていたのだ。
透けた嘘に騙され続けたのは私達だ。
否、私自身は一年も経っていないが。
はてブロを書いた所で喚きは治まらない。
一生騒ぐだろうし一生憎んでいくだろうし一生許せないまま、それでも自分の担当は変えないだろう。
ただの執念だ。
アイドル・二宮和也は生きている。
しかし、夢を与える職業・アイドルは最早息をしていない。
アイドルという虚空の意味をぶら下げた職業が、一人歩きしてキラキラした現実を投げてくる。
束の間の夢は首を絞め上げる。
櫻井翔が何の言霊を話したって。
松本潤の柔らかな笑顔を聞いたって。
彼らが過去にくれた言霊も夢も、全部信用を失ってしまった。
これは私の主観だ。
ただ叫びたいだけの、ワガママな話だ。